01ティーショット:ティーマーク内から打つ
各ホールのスタートは「ティーグラウンド」から。2つの目印(ティーマーク)の後方2クラブ長の長方形エリア内にボールを置いて打ちます。
ティーマークの色と難易度
| 色 | 距離 | 対象 |
|---|---|---|
| 白(レギュラー) | 標準 | 一般男性 |
| 青(バックティー) | 長め | 上級者・コンペ |
| 金 or 黒(チャンピオン) | 最長 | 競技用 |
| 赤(レディース) | 短め | 女性・シニア |
初心者は白ティー(レギュラーティー)から。組み合わせによっては「シニア・初心者は赤OK」のところもあります。
ティーアップの注意
- ティーマークの前にボールを置くのはNG(2打罰)
- 後方2クラブ長はOK(プレーヤーの足は外でもOK)
- ティーアップはティーショット時のみ(2打目以降は地面の上から打つ)
02OB(コース外)の処置
OB(Out of Bounds)はコースの外側を意味し、白杭で囲まれているのが目印。
OBに入れた場合の正規ルールは「1打罰+元の場所から打ち直し」。
| 状況 | 処置 | 打数の数え方 |
|---|---|---|
| 2打目でOB | 1打罰+元の場所から打ち直し | 4打目として打つ(2打目+罰1+1) |
| ティーショットでOB | 1打罰+ティーから打ち直し | 3打目として打つ |
ローカルルール「特設ティー / 前進4打」
多くのゴルフ場では時短のため「特設ティーから4打目として打てる」ローカルルールあり。
戻って打ち直す手間がなく、後続組を待たせない。初心者ラウンドではこれが現実解。
⚠ ただし正式競技・コンペでは特設ティー不可。きちんと戻って打ち直すのがルール。
03暫定球:OBかも?と思ったら
「あー、いまの今のショット、OBっぽい...」と思ったら「暫定球(ぜんていきゅう)」を打ちます。
暫定球の打ち方
- 同伴者に「暫定球を打ちます」と宣言
- 同じ場所からもう1球打つ
- 探して...
- 元のボールが見つかったら:暫定球は無効、元のボールでプレー続行(罰なし)
- OBや見つからない場合:暫定球で続行(罰打+1)
暫定球を打たずに探しに行ってOBだった場合、戻って打ち直さないといけないので、後続組に大迷惑。
「OBかも」と思ったら必ず暫定球が初心者の鉄則。
04ペナルティエリア(池・川)
2019年のルール改正で「ハザード(池・川など)」は「ペナルティエリア」と統一されました。
赤杭・黄杭で囲まれているのが目印。
| 杭の色 | 呼び方 | 救済の選択肢 |
|---|---|---|
| 黄杭 | イエローペナルティエリア | ① 1打罰+元の場所 ② 1打罰+後方延長線上ドロップ |
| 赤杭 | レッドペナルティエリア | ①② に加えて ③ 入水点から2クラブ以内ドロップ |
初心者の現実的な選択:赤杭エリアで「入水点から2クラブ以内ドロップ+1打罰」がいちばん前進できて時短。
ドロップの方法
- ボールを膝の高さから真下に落とす(2019年から肩の高さじゃなく膝)
- 1回目で2クラブ範囲内に止まったらOK
- 2回連続で範囲外に転がったら、最後に止まった場所にプレース
05バンカー内の3つのルール
バンカー(砂のハザード)には独自ルールがあります。
① 砂に触れてはいけない
打つ前にクラブのソール(底)が砂に触れたら2打罰。
- 素振りは砂から離れた状態で(または空中で)
- 足を埋めるためにスタンスを取るのはOK
- 砂を整地するのは打った後(次の人のため)
② 入っている時は構える前から砂に触れない
2019年改正で「無関係な場所の砂はOK」になりましたが、ボール周辺の砂は絶対NG。気をつけて。
③ 救済も可能(2019年〜)
バンカーから「2打罰でバンカー外(後方)にドロップ」もOK。
砂が苦手な初心者は、無理せず2罰打払って外に出すのもアリな選択。
06無罰で救済されるケース
意外と知られていない、「打たなくていい・無罰でドロップできる」ケース。
| 状況 | 救済 | 備考 |
|---|---|---|
| カート道路上のボール | 無罰・1クラブ範囲ドロップ | 道路を踏まなくていい場所へ |
| 排水溝・スプリンクラー上 | 無罰・1クラブ範囲ドロップ | 人工物の救済 |
| カジュアルウォーター(水たまり) | 無罰・1クラブ範囲ドロップ | 雨後のぬかるみも対象 |
| 動物の掘った穴 | 無罰・1クラブ範囲ドロップ | もぐら・うさぎ等 |
| カート・他人のクラブにボールが当たった | 無罰・あるがまま続行 | 2019年改正で罰なし |
| 木の枝・落ち葉を取り除く | 無罰 | ルースインペディメントとして除去OK |
「これって罰打?」と迷ったら同伴者やキャディさんに聞くのが一番早い。
自己流で適当に処理して、コンペで指摘されると気まずいので。